研究課題
基盤研究(C)
鹿児島大学病院口腔外科で2001年から2010年の期間に口腔癌(上皮内癌含む)の治療を受けた症例は、438症例であった。そのうち、同時性及び異時性多発の扁平上皮癌は27例に認められた。この27例の内訳は、男性11例、女性16例で、初発時年齢は55歳から92歳で、平均年齢は71.5歳であった。発生部位の数は2から7で、平均は3.2部位であった。これらのうち、3例は浸潤癌の治療のために放射線照射を受けており、照射野に含まれた粘膜由来の扁平上皮由来と考えられた。これらの症例について領域発がんの観点から、癌組織におけるDNAのメチル化について検索中である。
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