研究課題
基盤研究(C)
歯周病は、細菌感染症の中でもっとも患者数の多い疾患である。歯周病を引き起こす細菌の多くは、糖非発酵グラム陰性菌であり、糖や炭水化物ではなくタンパク質やペプチドをジペプチジルアミノペプチダーゼ(DPP)によって、ジペプチド単位に切断して吸収することが知られている。2004年にDPP7, 2012年にDPP11というヒトには存在しない、糖非発酵グラム陰性菌に特有なDPPが見出された。歯周病原菌におけるこれらの酵素の遺伝子欠損株は、増殖能の低下を示し、これらの酵素の阻害剤は抗菌薬となる可能性が示されている。本研究による歯周病菌由来DPP11の立体構造は新規抗菌薬の探索・設計に役立つと期待される。
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