研究課題/領域番号 |
25462908
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究 |
研究代表者 |
田代 晃正 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 医学教育部医学科専門課程, 助教 (60598118)
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研究協力者 |
Bereiter David A ミネソタ大学, 教授
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 痛覚 / エストロゲン / GABA / mGluR / 顎関節 / オピオイド / 顎関節痛 / 代謝型グルタミン酸受容体 / 三叉神経 |
研究成果の概要 |
顎関節痛に代表される口腔顔面領域の慢性疼痛は女性に多く見られ、その原因の一つはエストロゲンによる疼痛処理機構の変調であるとされている。本研究では疼痛処理機構における、エストロゲンによるGABAを介した抑制機構の変調を明らかにし、慢性疼痛の性差発現メカニズムの一端を解明することを目的とした。その結果、エストロゲンにより三叉神経脊髄路核尾側亜核においてGABAを介した抑制機能が減少していることが明らかとなった。さらに本研究ではGABA 放出機構と関連の深いとされている、mGluR1のエストロゲンの活性を明らかにし、mGluR1の活性によるGABA放出機能抑制の可能性を示唆した。
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