研究課題/領域番号 |
25462922
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
片山 郁夫 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 助教 (80295089)
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研究分担者 |
中村 卓 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (30172406)
佛坂 由可 長崎大学, 病院(歯学系), 講師 (10244089)
田代 茂樹 長崎大学, 病院(医学系), 助教 (20300882)
佐々木 美穂 長崎大学, 病院(歯学系), 助教 (10437874)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | p53 / FEN1 / 細胞老化 / 細胞死 |
研究成果の概要 |
本研究では、p53遺伝子とFEN1遺伝子の発現のバランスが細胞の運命を決めているかどうかを調べた。p53遺伝子が変異しているT24細胞ではFEN1遺伝子の抑制によって細胞老化が促進するが、正常なp53遺伝子を発現させた細胞株を作製しFEN1遺伝子を抑制すると細胞死が起こった。一方、p53遺伝子が正常なHCT116細胞ではFEN1遺伝子を抑制すると細胞死が起こるが、p53遺伝子を持たないHCT116細胞ではFEN1遺伝子を抑制しても細胞老化や細胞死が起きなかった。これらの結果は、p53遺伝子とFEN1遺伝子の相互作用が細胞の運命を決める一つの要因となることを示唆するものと考える。
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