研究課題/領域番号 |
25462930
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
莇生田 整治 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (80296706)
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連携研究者 |
佐谷 秀行 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (80264282)
栄長 泰明 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (00322066)
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研究協力者 |
吉川 桃子 慶應義塾大学, 医学部, 特任助教 (50570967)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 口腔扁平上皮癌 / CD44 / グルタチオン |
研究成果の概要 |
本研究では、CD44v の発現やグルタチオン量が臨床において有用であるかを確認するために、セツキシマブ耐性口腔扁平上皮癌細胞を樹立し、親株との性質の違いについて主に細胞内代謝に着目して検討した。 その結果、セツキシマブ耐性細胞では、抗酸化物質グルタチオンの産生を抑えるxCT阻害剤スルファサラジンに対する感受性が高まることが明らかとなった。このことから、スルファサラジンは、セツキシマブ耐性口腔扁平上皮癌細胞に対して高い効果を発揮すると考えられ、セツキシマブ不応症例に対する治療法の一つとなる可能性が示唆された。
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