研究課題/領域番号 |
25462945
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
八巻 惠子 東北大学, 歯学研究科(研究院), 助教 (90182419)
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研究分担者 |
佐藤 拓一 東北大学, 大学院歯学研究科, 講師 (10303132)
真柳 弦 東北大学, 大学院歯学研究科, 助教 (10451600)
島内 英俊 東北大学, 大学院歯学研究科, 名誉教授 (70187425)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 歯内治療学 / 口腔細菌 / 根尖性歯周炎 / PCR法 / 16S rRNA / 嫌気性菌 / メタゲノム解析 / 根管内細菌叢 / 16s ribosomal RNA / PCR / 感染根管 / 16S ribosomal RNA |
研究成果の概要 |
根尖性歯周炎を発症した患歯から根管壁象牙質削片を採取し、微生物迅速検査装置、嫌気培養法、16S rRNA遺伝子を標的としたPCR法を利用したメタゲノム解析を通じ治療前後の根管内細菌叢を評価した。その結果、感染根管の細菌叢は嫌気性菌優勢で症例により細菌の種類、数、量が大きく異なること、機械的拡大と抗菌剤による洗浄消毒で感染をほぼ制御できることが判明した。Propionibacterium属やOlsenella属などが治療前に検出されることが多く、根管以外の口腔内細菌叢とゲノム構成を比較することにより根管に定着・感染しやすい菌種群を特定できれば、根尖性歯周炎の診断・治療の一助となる可能性がある。
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