研究課題
基盤研究(C)
象牙質における老化現象(歯質の脆性化、色調の変化)においても糖化現象が関与していると考え、本研究を行った。蛋白質による糖化反応は複雑で未解明の部分も多いが、最終的に非常に安定なAGE架橋がコラーゲン線維間に生成される。AGEs架橋が過度の架橋構造を構成しコラーゲン線維の伸展性が失われ、組織の外力に対する抵抗性が低下する。象牙質におけるAGEsの局在および蓄積を光学的及び形態学的に分析することで糖化レベルを評価ことが可能であることが分かり、糖化現象が象牙質の物性や構造に影響を与えるメカニズムを解明できた。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 2件)
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