研究課題/領域番号 |
25463090
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
佐々木 匡理 九州大学, 大学病院, 助教 (30346803)
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研究分担者 |
高橋 富美 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (50274436)
梶岡 俊一 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (90274472)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 骨再生 / 歯科インプラント / Wnt/β-catenin 経路 / Wnt/β-カテニン経路 / インプラント |
研究成果の概要 |
骨再生に重要なWntシグナルは、グリコーゲン合成酵素キナーゼ-3 (GSK3) により調節されている。我々はGSK-3阻害薬であるリチウムに着目し、骨再生促進を試みた。動物実験では、リチウムは新生骨を形成促進することが分かった。臨床試験では炭酸リチウムをインプラント埋入の為の抜歯窩に投与し、安全性および骨形成促進能の有無について評価を行った。炭酸リチウムの抜歯窩投与は、有害事象を生じなかった。血中のリチウム濃度もすべての症例において検出限界以下の量であり、炭酸リチウム局所投与における安全性が確認された。しかし、炭酸リチウムの骨形成促進効果の判定は被験者数を重ね、さらなる研究が必要と考えている。
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