研究課題/領域番号 |
25463123
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
野口 一馬 兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (50309473)
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研究分担者 |
岸本 裕充 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (30291818)
中野 芳朗 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (30360267)
浦出 雅裕 兵庫医科大学, 医学部, 特別招聘教授 (70104883)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 口腔癌 / がん化学療法 / シスプラチン / 獲得耐性 / ヒッポシグナル / YAP / 口腔扁平上皮癌 / ヘッジホッグシグナル / 抗がん剤耐性 / Hippo pathway |
研究成果の概要 |
本研究の目的は幹細胞性の維持と薬剤耐性に関与する口腔扁平上皮癌の腫瘍内微小環境における関与と抗癌剤耐性を解明する事である。まず口腔癌の治療で頻用されるシスプラチンを培養細胞中に添加してシスプラチン耐性細胞を作成した。耐性細胞の多くがATP7Bの過剰発現による耐性獲得であったが、OSC-19耐性細胞はATP7Bの関与はなかった。より詳細な観察から癌化・幹細胞の維持に関与するHippo pathwayの耐性細胞内でのYAPの高発現と核内移行が確認できた。またsiRNA処理によりシスプラチンの感受性が回復したことからOSC-19のシスプラチン耐性獲得にはHippo pathwayの関与が示唆された。
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