研究課題/領域番号 |
25463124
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構九州医療センター(臨床研究センター) (2015) 福岡歯科大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
大関 悟 独立行政法人国立病院機構九州医療センター(臨床研究センター), その他部局等, その他 (80117077)
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研究分担者 |
橋下 憲一郎 (橋本 憲一郎) 福岡歯科大学, 歯学部, 講師 (00412619)
清島 保 九州大学, 大学院歯学研究科, 教授 (20264054)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 口腔扁平上皮癌 / STAT3 / アポトーシス / 薬剤抵抗性 / 腫瘍細胞活性ネットワーク / 腫瘍増殖活性化 / 腫瘍増殖抑制 / 腫瘍抑制系ネットワーク |
研究成果の概要 |
細胞死誘導抵抗性に関わるSTAT3を腫瘍の薬剤抵抗性に関わる標的因子として解析した。口腔扁平上皮癌症例におけるIL-6高発現症例はリン酸化STAT3発現を認め、リンパ節転移、術前化学放射線療法抵抗性や予後不良等との相関性を示した。抗癌薬剤として注目されるV-ATPase阻害剤に対する口腔扁平上皮癌細胞株の抵抗性について検討した処、薬剤抵抗性細胞株を認めた。腫瘍の薬剤抵抗性を解除するといわれるヒストン脱アセチル化酵素阻害剤を薬剤抵抗性細胞株に併用すると、細胞増殖抑制効果が確認され、STAT3のリン酸化にも変化が認められた。口腔扁平上皮癌症例の治療抵抗性にはSTAT3発現の関与が示唆された。
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