研究課題/領域番号 |
25463135
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
前田 茂 岡山大学, 大学病院, 准教授 (50253000)
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研究分担者 |
樋口 仁 岡山大学, 大学病院, 講師 (30423320)
友安 弓子 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (40594809)
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連携研究者 |
安東 嗣修 富山大学, 医学薬学研究部, 准教授 (50333498)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | レミフェンタニル / 中枢神経系 / 炎症 / インターロイキン6 / サイトカイン / ストレス反応 |
研究成果の概要 |
マウスの急性炎症モデルにおける中枢神経系のIL-6の増加に対して,レミフェンタニルはそれを有意に抑制した。アストロサイト由来培養細胞を用いて,同じようにLPSを作用させ,それに対するレミフェンタニルの影響を調べたところ,LPSによるIL-6 mRNAの反応はレミフェンタニルにより抑制された。さらに,レミフェンタニルの抗炎症作用がcAMPの抑制によるという仮説を検証したところ,cAMPによりIL-6の反応が増強し,さらにLPSよるcAMPの反応がレミフェンタニルにより抑制された。以上からレミフェンタニルはアストロサイトにおけるcAMPの抑制を介して中枢神経系の抗炎症作用を示すと考えられた。
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