研究課題/領域番号 |
25463158
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 松本歯科大学 |
研究代表者 |
富田 美穂子 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (00366329)
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研究分担者 |
寺田 知新 岐阜大学, 医学部, 助教 (30345780)
川上 敏行 松本歯科大学, 総合歯科医学研究所, 教授 (80104892)
中野 敬介 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (10325095)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 疼痛 / 感覚閾値 / 音楽 / 情動 / 自律神経 / 疼痛閾値 / 不快音 / 痛覚閾値 / 知覚閾値 |
研究成果の概要 |
痛みは身体の障害を知らせる重要な感覚であるが継続するとストレスとなる。この痛みの感覚を軽減させる環境を見つけるために音楽の効果を調べた。45名の被験者に対して、3種類の音楽を聞かせた時と無音時の前腕と口腔粘膜4箇所の痛覚閾値を測定した結果、スローテンポの曲は痛覚閾値を有意に上昇させた。また被験者10名に対して自律神経活動を調べた結果、音楽を聞かせると副交感神経優位になる傾向があった。さらに侵害刺激に対して反応を示した帯状回の神経活動は、音楽を聞くことで減弱する傾向にあった。これらの結果より、音楽を聞くことは疼痛認知の軽減に有効であることが示唆された。
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