研究課題/領域番号 |
25463340
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 愛媛県立医療技術大学 |
研究代表者 |
岡田 ルリ子 愛媛県立医療技術大学, 保健科学部, 講師 (00233354)
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研究分担者 |
青木 光子 愛媛県立医療技術大学, 保健科学部看護学科, 講師 (30212377)
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連携研究者 |
松川 寛二 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 教授 (90165788)
宮腰 由紀子 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 教授 (10157620)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 角層水分量 / 皮膚バリア機能 / 皮膚血流量 / 皮膚表面温度 / 水分蒸散量 / 温熱刺激 / 皮下血流量 / 部分温熱刺激 |
研究成果の概要 |
皮膚は、外界からの侵襲や、水分の体外漏出を防ぐ障壁である。この皮膚バリア機能を維持するには、角層に一定量の水分が必要である。そこで、片手を湯で温め、皮膚の血流を増加させ角層に水分を供給する実験を行い、角層での水分の移動の仕方を冬季と夏季で比較した。その結果、夏季は、冬季に比べ、手浴による皮膚血流の増加量が大きいため、早期から角層水分量が増加した。水分蒸散量も夏季のほうが高値であった。以上より、角層には水分を保持するための一定の容量があることが分かった。したがって、冬季に角層水分量を増やすには、個々の角層の水分保持量を把握したうえで、それに適した保湿方法を提供することが必要であると考える。
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