研究課題/領域番号 |
25463354
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 亀田医療大学 |
研究代表者 |
渡辺 八重子 亀田医療大学, 看護学部, 准教授 (80627232)
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研究分担者 |
手島 恵 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (50197779)
休波 茂子 亀田医療大学, 看護学部, 教授 (90274745)
クローズ 幸子 亀田医療大学, 看護学部, 名誉教授 (90627233)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 看護学生 / 医療安全 / 臨地実習 / 臨床 / 大学 / 連携 / QSEN / コンピテンシー / チームSTEPPS / 看護大学 / 協働 / 教育 / 学生 / 看護基礎教育 / 組織の安全文化 / TeamSTEPSS / TeamSTEPPS / 医療の質と安全 / 基礎看護学教育 |
研究成果の概要 |
A看護大学の医療安全教育プログラムを履修した4年生14名を対象にインタビューを行い、学生の学びについて質的に分析した。【医療安全に向けた自分の傾向と課題および抱負】、【医療安全を維持するチームの構成と条件および特徴】、【リスクセンスの向上と危険回避の実践】、【医療事故発生のメカニズムと危険を増大させる様々な要因について理解する】など、8つの学びのカテゴリがあげられた。これらの学びをQSENの安全のコンピテンシーと照らしあわせた結果、75%に相当すると考えられた。有用性のある教育について分析した結果、第一に臨床と看護基礎教育機関との協働による医療安全教育があげられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2009年に基礎看護教育において新カリキュラムが発動し「統合分野」が設けられ、「医療安全の基本的知識の習得」が謳われた。しかし、何をどこまで、どのように教えるか、どのような教材が適切かといった検討が充分に行われていない。さらに、教員の医療事故防止に向けた教授活動の必要性についても明らかにされていないといった報告もあげられており、医療安全教育プログラムの開発に向けた検討は今も続いている。米国の看護大学では2005年よりQSEN(看護師のための質と安全教育)に基づいたカリキュラムが普及されてきている。日本の看護学生の医療安全教育プログラムをQSENの視点から評価することに意義がある。
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