研究課題/領域番号 |
25463503
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
松森 直美 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 教授 (20336845)
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研究協力者 |
笹木 忍
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 小児看護ケアモデル / 倫理的看護実践 / 看護師 / 実行容易性 / プレパレーション / 介入プログラム / 小児看護 / 教育的介入プログラム / ドイツ / 海外との比較分析 / 小児看護師 / 国際比較 / 倫理的実践 / アメリカ / ケアモデル |
研究成果の概要 |
小児医療施設に勤務する看護師を対象に倫理的看護実践を簡潔に示す小児看護ケアモデル(PNCM)を活用した介入プログラムを考案し実施した。その結果、対象とした看護師は介入直後に実行容易性を認知し、2カ月後には「子どもに挨拶・自己紹介する」、「子どもに説明する」、「声かけをする」等の基本的な倫理的看護実践が改善していた。また、子どもと家族の主体的な行動の変化が報告され、3か月後の効果の持続性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児看護における倫理的看護実践を促進するため帰納的研究から「小児看護ケアモデル」を開発し、これを基にした看護師への介入プログラムの考案および実施と検証によって実用的な方法として構築することができた。他科経験者を含む混合病棟や診療所を含めた幅広い小児医療に携わる看護師の倫理的看護実践を強化する1方法として提案できたことは、少子高齢社会における医療制度改革や地域包括ケアの時代の中で、小児と家族の権利を保護しながら闘病を支える看護実践に役立つものと考える。
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