生活習慣病予防戦略としての遺伝カウンセリングに関する研究

• 研究課題/領域番号: 25463616
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 地域看護学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 西垣 昌和 京都大学, 医学研究科, 准教授 (20466741)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2017-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2016年度)
• 配分額: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円); 2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 遺伝看護学 / 生活習慣病予防 / 遺伝カウンセリング / 脳卒中 / 予防 / 生活習慣予防 / 遺伝看護 / 国際情報交換 / 高血圧 / 脂質異常症 / 一次予防 / 生活習慣病 / 遺伝

研究成果の概要

本研究は，遺伝要因と環境要因の双方が発症に関連する多因子疾患である生活習慣病に対する予防方策を検討することを目的とした調査研究である．まず，文献レビューとエキスパートピニオンにより脳卒中家族歴をもつ健康成人を優先的な介入の対象に設定した．次に，脳卒中家族歴をもつ成人の遺伝と予防に関する横断調査を実施し，家族内コミュニケーションの推奨によるリスク認識の促進と，脳卒中予防へのコントロール感の醸成を目的とした介入の必要性を明らかにした．そして，それらを実行するための患者・子の情報共有ツールとして漫画形式による「家族と話そう！脳卒中の遺伝と予防」を作成した．

研究成果

• [雑誌論文] Practical Issues in Multi-lingual Research. (2015)
  • 著者名/発表者名: Im EO, Kim S, Tsai HM, Nishigaki M, Yeo SA, Chee W, Chee E, Mao JJ.
  • 雑誌名: International journal of nursing researgh 巻: 52 ページ: 141-149
  • DOI: 10.1016/j.ijnurstu.2015.02.008
  • 査読あり
• [雑誌論文] The Effect of Genetic Counseling for Adult Offspring of Patients with Type 2 Diabetes on Attitudes Toward Diabetes and its Heredity: A Randomized Controlled Trial (2014)
  • 著者名/発表者名: M. Nishigaki, Y. Tokunaga-Nakawatase, J. Nishida, K. Kazuma
  • 雑誌名: Journal of genetic counseling 巻: 未定 号: 5 ページ: 762-769
  • DOI: 10.1007/s10897-013-9680-5
  • 査読あり
• [学会発表] 生活習慣病予防における遺伝看護の役割 (2015)
  • 著者名/発表者名: 西垣昌和
  • 学会等名: 日本遺伝看護学会
  • 発表場所: 熊本市
  • 年月日: 2015-10-10