タンザニアにおける女性の社会的自立に向けたコミュニティ・ツーリズムの有効性

• 研究課題/領域番号: 25501018
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 観光学
• 研究機関: 玉川大学
• 研究代表者: 中嶋 真美 玉川大学, 文学部, 教授 (80555409)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2015年度)
• 配分額: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円); 2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: コミュニティ・ツーリズム / 観光 / 開発 / ジェンダー / タンザニア / 観光学

研究成果の概要

本研究は、地域社会を観光資源化するCommunity-Based Tourism(CBT)に着目し、現在タンザニアで実施されるTanzania Cultural Tourism Programmeを事例に、CBTがもたらす地域発展と女性の社会的自立の関係性及び可能性を検証、考察した。現地調査の結果から、男性主導型が多い現行のCBTの在り方は地域社会に対し一定の貢献度はあるものの、女性のエンパワーメントには限界があり社会的自立には繋がりにくく、仕組みや体制などの改善が求められると結論付けた。

研究成果

• [雑誌論文] タンザニアにおけるコミュニティ・ツーリズムの持続的地域貢献の可能性と限界―Butlerの観光の発展モデルの視座から― (2016)
  • 著者名/発表者名: 中嶋 真美
  • 雑誌名: 日本国際観光学会論文集 巻: 第23号 ページ: 101-108
  • NAID: 130007662795
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] コミュニティ・ツーリズムによる農村女性のエンパワーメントの限界 (2015)
  • 著者名/発表者名: 中嶋 真美
  • 雑誌名: 日本国際観光学会論文集 巻: 第22号 ページ: 65-72
  • 査読あり / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 女性の社会的自立にむけたコミュニティ・ツーリズム実施上の課題 ――タンザニア北部を事例として―― (2014)
  • 著者名/発表者名: 中嶋 真美
  • 雑誌名: 日本国際観光学会論文集 巻: 21 ページ: 65-70
  • NAID: 110009817080
  • 査読あり
• [学会発表] コミュニティ・ツーリズムによる地域発展と限界―タンザニアを事例に― (2015)
  • 著者名/発表者名: 中嶋 真美
  • 学会等名: 日本国際観光学会
  • 発表場所: 流通経済大学（千葉県松戸市）
  • 年月日: 2015-10-31
• [学会発表] コミュニティ・ツーリズムによる地域住民の森林保全意識の向上 ――タンザニア北部のギレシ村を事例に (2014)
  • 著者名/発表者名: 中嶋 真美
  • 学会等名: 日本国際観光学会
  • 発表場所: 帝京平成大学 中野キャンパス（東京都）
  • 年月日: 2014-10-25
• [学会発表] 女性の社会的自立にむけたコミュニティ・ツーリズム実施上の課題－タンザニア北部を事例として－
  • 著者名/発表者名: 中嶋 真美
  • 学会等名: 日本国際観光学会第17回全国大会
  • 発表場所: 玉川大学（東京都町田市）