研究課題
基盤研究(C)
マウス雄性生殖細胞の各発生ステージにおけるレトロトランスポゾンの制御機構を理解するため、Pld6 およびDnmt3L変異体におけるレトロトランポゾンのDNAメチル化レベルと発現レベルを大規模シーケンサーで網羅的に解析し、発生初期の生殖細胞ではpiRNA(小分子RNAの一種)に依存したmRNA切断機構が重要である一方、減数分裂期ではDNAメチル化による転写制御が重要になることを明らかにした。また、分子シャペロンHsp90αの変異体の解析から、この分子はpiRNA生合成過程においてpiRNA依存的RNase(PIWIタンパク質群)へのpiRNAのローディングを介助していることを明らかにした。
すべて 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 1件、 招待講演 3件)
J Cell Biochem
巻: 117 号: 3 ページ: 780-792
10.1002/jcb.25368
Nucleic Acids Res
巻: 42 号: 19 ページ: 11903-11
10.1093/nar/gku881
Cell Cycle
巻: 13 号: 23 ページ: 3625-3626
10.4161/15384101.2014.980704