研究課題/領域番号 |
25510023
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ケア学
|
研究機関 | 京都女子大学 (2015-2017) 大阪樟蔭女子大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
瀬々倉 玉奈 京都女子大学, 発達教育学部, 准教授 (00243353)
|
研究分担者 |
伊藤 篤 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (20223133)
辻 弘美 大阪樟蔭女子大学, 学芸学部, 教授 (80411453)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 心理職 / 多(異)職種との協働 / 家庭訪問 / 援助環境の心理アセスメント / 心理職による家庭訪問 / 多(異)職種との協働 / 対話的インタビュー / 赤ちゃんとの接触・育児経験 / 育児不安 / 子ども・子育て支援 / 支援者養成 / 家庭訪問支援 / 英国における家庭訪問支援の実際 / 英国現地調査 / 英国文献調査 / 国内現地調査 / 家庭訪問支援先行事例 / 母子保健における心理職 / 訪問事業と心理職 / 心理職と他職種との協働 |
研究成果の概要 |
母子保健事業を中心に、不適切な養育の予防的観点から乳幼児期の訪問支援が行われている。そこで、心理職による訪問支援モデルを検討した。日英における視察や聴き取り・対話的インタビュー調査を実施した。調査の結果、家庭訪問支援に心理職は殆ど関わっていなかったが、その必要性は否定されなかった。 また、心理職の家庭支援モデルの典型を提示するよりも、各々の事情に合わせた支援を構築するための参照枠が必要であることが確認された。そこで、本研究では、「援助環境の心理アセスメント」という観点を提示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では「援助環境の心理アセスメントPsychological assessment of the support environment」という観点を提示した。」これは、母子保健領域や子ども子育て支援に限らず、心理職が他(多)職種と協働して支援を行う必要のある様々な場面において、広く活用できる観点である。 また、通常は援助対象の心理アセスメントのみが注目されるが、他職種との協働による支援を行う際には、援助環境と援助対象の心理アセスメントの両者が必要であるとする観点には学問的に新奇生がある。
|