研究課題/領域番号 |
25511007
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化学
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
野口 祐子 京都府立大学, 文学部, 教授 (80128769)
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研究分担者 |
長谷川 雅世 高知大学, 人文社会・教育科学系, 講師 (30423867)
佐々木 昇二 京都府立大学, 文学部, 教授 (30135496)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 比較文化 / カルチュラル・スタディーズ / 国際京都学 / 京都イメージ / イギリス文化 / 明治時代の京都 / イギリス人旅行者 / 旅行記 / 近代化 / 古都化 / 文化財観 / 宗教観 / イギリス社会 / ノスタルジア |
研究成果の概要 |
明治時代の京都を訪れたイギリス人の旅行記や雑誌記事、絵画・写真等の図像は、当時の京都を知る上で貴重な資料だが、本研究はそれらと京都から発信された資料を用いて、イギリス人が形成した京都観に影響を与えた諸要素をも明らかにすることを目的とした。 イギリスでの調査で、京都訪問に言及する多くの旅行記の存在を明らかにした。京都の伝統文化と近代化・観光地・神社仏閣・文化財・工芸品・演劇等への、イギリス人の肯定的/否定的評価とその変化を分析することによって、そこに彼ら自身の文明観・都市観・宗教観と時代のイデオロギーが明確に或いは暗示的に投影されていることを明らかにし、京都学に国際的視点を加えることができた。
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