研究課題/領域番号 |
25514002
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宇宙生命科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
保田 隆子 東京大学, 新領域創成科学研究科, 特任研究員 (40450431)
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連携研究者 |
尾田 正二 東京大学, 新新領域創成科学研究科, 准教授 (50266714)
舟山 知夫 量子科学技術研究開発機構, 量子ビーム科学研究部門, 主任研究員 (40354956)
朽名 夏麿 東京大学, 新新領域創成科学研究科, 特任准教授 (70578559)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ミクログリア / 貪食 / アポトーシス / メダカ胚 / 脳内免疫 / 放射線損傷 / 脳内免疫細胞 / 放射線 / 未熟な脳 / 胚 / 脳 / ApoE |
研究成果の概要 |
本研究は胚が透明で脳を可視化できるメダカ胚を利用して、中脳視蓋においてミクログリアが放射線損傷によりアポトーシスを起こした神経細胞を取り込み、消化して除去する一連の貪食プロセスを詳細に調べそれらの分布を3次元立体構築により空間的に明らかにした。この中で、p53遺伝子が欠損していて放射線による神経細胞のアポトーシスが極めて少ないメダカ胚でも、多くのアポトーシスが誘導される野生型メダカ胚とほぼ同数のミクログリアが脳全体で一斉に活性化されることを見出した。この結果は、発達途上にある脳が放射線に被ばくした際、その損傷の程度に関わらず脳中のミクログリアが活性化する機構の存在を強く示唆するものであった。
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