研究課題
基盤研究(C)
アズキならびにシロイヌナズナ芽ばえを過重力環境下で生育させると、重力が大きくなるにつれて、茎細胞の長軸の長さが減少し、短軸の長さが増加した。両芽ばえのアクチン繊維の動態を解析したところ、過重力環境下では、細胞内に放射状に広がるアクチン繊維の角度が1 g対照とは異なっていた。また、太いアクチン繊維を持つ細胞の割合が過重力処理により増加した。さらに、アクチン繊維を破壊した芽ばえでは、過重力による細胞形態の変化が小さくなった。以上のことから、アクチン繊維の動態変化が、重力による茎細胞の形態制御に関与していると考えられる。
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