研究課題
基盤研究(C)
不眠症に対する認知行動療法(CBTi)が注目されている。しかし、その効果について睡眠脳波検査を用いた実証は行われていない。本研究では、日本人不眠症患者17名を対象にCBTiを行い、睡眠の不安定性を示すCyclic Alternating Pattern 法を用いて評価した。結果、睡眠の不安定性がより高い不眠症者の方が有効であること、またその効果は施行後3ヶ月経った頃に明確になる傾向がみられた。