研究課題/領域番号 |
25517003
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
復興農学
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
小金澤 正昭 宇都宮大学, 農学部, 教授 (90241851)
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研究分担者 |
福井 えみ子 宇都宮大学, 農学部, 准教授 (20208341)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 放射性セシウム / 森林生態系 / ニホンジカ / 細胞遺伝学的影響 / ミトコンドリアDNA / ヘテロプラスミー / ヘテロプラズミ / ヘテロプラズミー / 移行 / 濃縮 |
研究成果の概要 |
本研究は、福島第一原発事故により飛散した放射性物質の生態系への影響およびニホンジカの遺伝的変異の経年的変化の解明を目的とした。土壌、餌植物および筋肉等の組織は、2012年から2017年まで収集し、セシウムCs濃度を測定した。6年間のシカの血液および肝臓のCs濃度は50 Bq/kg以下であった。シカの筋肉中のCs濃度は、2012から2014年までは食品の安全基準100 Bq/kgより高かったが、2015年までに徐々に減少した。シカの血液を用いた染色体異常率には、2004年の私達の報告と比べて有意差は認められなかった。シカの肝臓のCs濃度とmtDNA突然変異率において関連性は認められなかった。
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