研究課題/領域番号 |
25517006
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
復興農学
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研究機関 | 宮城大学 |
研究代表者 |
井上 達志 宮城大学, 食産業学部, 教授 (20264351)
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研究分担者 |
石田 光晴 宮城大学, 食産業学部, 教授 (40151386)
須田 義人 宮城大学, 食産業学部, 教授 (90404847)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 放射性セシウム / 除染 / プルシアンブルー / 乳牛 / 畜産物 / 牛乳 / 徐放 / 畜産 |
研究成果の概要 |
本研究は放射性セシウムによって汚染された自給飼料に、セシウムを選択的に吸着するプルシアンブルー(PB)を磁性化したものを投与することによって体内への吸収を防ぐと同時に、糞から、磁石を用いて磁性体化したPBと共にセシウムを回収できるかを調べた。ヤギを用いた実験では、Cs137による低濃度の汚染であっても磁性体PBを家畜に投与することにより、Cs137の体内への吸収を抑制し、畜産物の安全性を高めることが期待できることが示唆された。また、糞中から磁石により選択的かつ濃縮して摂取したCs137のうちの約75%を回収することができ、Cs137に汚染された畜産環境の清浄化も可能であることが示唆された。
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