研究課題/領域番号 |
25540007
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理情報学
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
笠原 正治 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (20263139)
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連携研究者 |
増山 博之 京都大学, 大学院情報学研究科, 准教授 (60378833)
橘 拓至 福井大学, 大学院工学研究科, 准教授 (20415847)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 情報基礎 / クラウド・コンピューティング / 極値理論 / タスク・スケジューリング / 性能解析 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,莫大な数のタスクから構成されるジョブを高速かつ高効率に処理するタスク・スケジューリングの評価に向けたリスク理論的基礎研究を行った.研究成果として,処理開始時点でタスクの複製を生成して並列処理を行うリプリケーション法については,複製数が3程度でジョブ応答時間の改善効果が十分得られることが判明した.また,ある閾値以上の時間が経過しても処理が終了しないタスクを別のワーカマシンに複製・実行することで処理を冗長化するバックアップ・タスクについて極値理論を応用した性能解析を行い,タスク処理時間が裾の重い分布に従うときは小さい閾値の方が電力消費量削減の観点から効果的であることを明らかにした.
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