研究課題
挑戦的萌芽研究
差積演算(a-b)*cは,高速フーリエ変換や超解像処理など重要な画像処理の基本演算であるが,減算と乗算の順序関係のため演算時間が増大するという問題点がある.差積演算を2進表現し展開し,途中項を2つずつペアにすると「セレクタ論理」に帰着されることを示す.そして,画像の拡大・縮小など画素補間演算に使用されるバイリニア補間を取り上げ,バイリニア補間演算をセレクタ論理に帰着させることで,桁上げ伝搬遅延を削減し高速化したセレクタ論理帰着型バイリニア補間演算器を提案する.バイリニア補間演算器について,セレクタ論理帰着型バイリニア補間演算器をはじめ,種々の方法で実装し評価・比較した結果を示す.
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http://www.togawa.cs.waseda.ac.jp/research.html