研究課題/領域番号 |
25540071
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
知覚情報処理
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
鏑木 時彦 九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 教授 (30325568)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 音声情報処理 / 発話運動 / 磁気センサ / 3次元計測 / 運動計測 / 音声生成 / 調音結合 / 言語情報 / 発話動作 / 磁気センサシステム / 送信コイル配置 / 磁場シミュレーション / モーションキャプチャ / 調音器官 / 調音運動 / 3次元測定 / 測定精度 / 磁界シミュレーション / システム最適化 |
研究成果の概要 |
本課題では、小型の受信コイルを発話器官に固定し、これらの位置を3次元測定する磁気センサを構築した。本来、送信用のコイルから生成される交流磁界は、空間内の位置によって決まる。磁気センサでは、その逆問題を考え、受信コイルに磁界から誘導される受信信号を測定し、磁界方程式の制約のもとでその位置を推定する。この時、送信側の磁界の非線形性や多自由度性が要因となって、解の多義性が生じ、マーカー位置の推定において大きな誤差を生じる問題があった。本課題では、送信コイルの配置を最適化することで、この問題を低減できることを示した。位置推定誤差は、最適化によって1.58 mmから0.40 mmまで減少した。
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