研究課題/領域番号 |
25550022
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
栗田 直幸 名古屋大学, 環境学研究科, 特任准教授 (60371738)
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研究分担者 |
藤吉 康志 北海道大学, 低温科学研究所, 特任教授 (40142749)
平沢 尚彦 情報・システム研究機構, 国立極地研究所・研究教育系, 助教 (10270422)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 南極 / 水循環 / 水蒸気同位体 / 洋上大気 / 水蒸気起源 / 南極観測 / 昭和基地 / フェーン現象 / 砕氷艦しらせ |
研究成果の概要 |
東南極域では、数十年に一度の降雪といわれる降雪が頻出するようになり、その原因解明が課題となっている。本研究では、砕氷船「しらせ」を使って豪州~南極昭和基地間の水蒸気同位体の連続観測を実施し、大雪を引き起こす水蒸気が南極大陸へ輸送されるメカニズムの解析を行った。大雪は、北風によって海洋域から湿った水蒸気が大陸内部に流れ混み発生する。本研究では、海洋性気団の流入を水蒸気同位体データから検出できることを指摘し、昭和基地周辺が海洋性気団に覆われる際には大規模循環場によって北風が強化されていることを明らかにした。近年観測される大雪は、南半球の大気循環場の変化を反映していると解釈できる。
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