研究課題/領域番号 |
25550058
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境技術・環境負荷低減
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
三苫 好治 県立広島大学, 生命環境学部, 准教授 (20301674)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 環境材料 / 廃棄物処理 / 焼却灰 / セシウム / ナノカルシウム / 放射性物質 |
研究成果の概要 |
本研究では,ナノ粒子化した金属カルシウムと酸化カルシウムを含む低級アルコール溶液を用いて,放射性セシウム(Cs)で汚染した焼却灰の洗浄を行い,放射性Csの抽出と不溶化を同時に行うことが可能な新規除染薬剤の開発を目的とした。初期濃度14,040 Bq/kgの放射性Csを含む焼却灰を処理したところ,処理後残渣には3,583 Bq/kgが含有しており,その残渣の溶出試験結果は,廃水のクリアランスレベルである100 Bq/Lを下回ることが明らかとなった。
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