研究課題/領域番号 |
25550066
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境モデリング・保全修復技術
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
忽那 周三 独立行政法人産業技術総合研究所, 環境管理技術研究部門, 研究グループ長 (60344131)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 硫酸イオンラジカル / 環境浄化 / 光触媒 / 硫酸鉄(III) / シュベルトマナイト / 閉鎖循環式反応装置 / 電子スピン共鳴スペクトル |
研究成果の概要 |
環境条件下で硫酸イオンを硫酸イオンラジカルに変換し、硫酸イオンラジカルにより直接または間接的に汚染物質を除去する機能をもつ環境浄化用触媒の開発を目指した。 硫酸鉄(Ⅲ)の水溶液または粉末試料について、光照射による硫酸イオンラジカルの生成を、閉鎖式循環反応装置を用いて気相トルエン濃度の観察により調べた。水溶液では文献と同様に硫酸イオンラジカルが生成した。粉末試料でも乾燥雰囲気で硫酸イオンラジカル生成が示唆されたが、高い湿度条件では硫酸イオンラジカルは生成しなかった。また、鉄と硫酸イオンを含む鉱物を合成し、同様の実験を行った。合成した鉱物では、光照射による硫酸イオンラジカル生成を確認できなかった。
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