研究課題/領域番号 |
25550067
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境材料・リサイクル
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
松野 泰也 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50358032)
|
研究分担者 |
高井 まどか 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (40287975)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 再資源化 / グリーンケミストリー / 貴金属 / リサイクル / 貴金属回収 / 湿式法 / 環境調和プロセス |
研究成果の概要 |
本研究では、臭化銅含有有機溶媒(ジメチルスルフォキシドや炭酸プロピレにCuBr2やKBrを溶解させたもの)を用いた、使用済み電子機器等からの貴金属の経済的かつ環境調和型リサイクルシステムを開発した。 金、銀、白金、パラジウムの金属線を用い、貴金属の溶解速度と最大溶解量、および析出速度と回収率を最大となるような最適溶媒組成および操作条件を探索した。そして、貴金属の溶解および析出のメカニズムを電気化学測定により検討した。さらには実際に、使用済み電子基板等を用い貴金属の回収を行った。他の元素や樹脂が共存する場合の、貴金属の溶解および析出への影響を検討し、事前分離の必要性など課題抽出を行った。
|