研究課題/領域番号 |
25550069
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境材料・リサイクル
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
伴 貴彦 大阪大学, 基礎工学研究科, 講師 (60454485)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 廃棄物再資源化 / 環境技術 / 海洋資源 / 自己組織化 / 化学工学 / アクティブソフトマター / 環境応答性 / Marangoni効果 / レアアース / 自己駆動 / 非平衡開放系 |
研究概要 |
pH応答型自己駆動液滴を用いてレアアースの自動抽出装置の開発を行った。4種類のレアアースを用いて、方向感知機能の定量評価を行ったところ、Dyが90%以上の高い値でターゲット到達率を実現し、最も高い化学走性誘引物質であることが分かった。 原子吸光法を用いて、自己駆動液滴のDyの含有量を測定したところ、165ppbのDyを液滴内部に抽出することが分かった。方向感知機能の発現メカニズムとして、Marangoni係数がレアアースの種類により、変化することが分かった。すなわち、レアアースは液滴表面のレセプターと反応し、信号伝達を阻害するantagonistとして作用することが分かった。
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