研究課題/領域番号 |
25550075
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境材料・リサイクル
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
石川 信博 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 先端的共通技術部門, 主任研究員 (00370312)
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研究分担者 |
稲見 隆 茨城大学, 工学部, 准教授 (20091853)
渡邉 義見 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50231014)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 製鉄 / 電子顕微鏡内その場観察 / シリカ / ヘマタイト / 還元 / 電子線照射 / 窒化ケイ素 / バルクでの比較実験 / その場観察 / ファイヤライト / クリストバライト / 還元剤フリー / 電子線 / 炭化ケイ素 / 鉄鉱石 / 近所の庭や公園の土 / 電子顕微鏡(TEM) |
研究成果の概要 |
これまでの製鉄法は石炭すなわち炭素によって鉄鉱石を還元していたため鉄を作れば作るほど炭酸ガスを生成し、この排出をいかに削減するかが鉄鋼業界に課せられた重大な課題の一つであった。研究代表者らは透過電子顕微鏡その場観察法により、シリカ(SiO2)が電子線照射のアシストを必要とするものの鉄鉱石の主成分で最も安定な酸化鉄であるヘマタイト(Fe2O3)を還元し、鉄を析出させる性質があることを見いだした。もしこれを将来製鉄に利用することができれば反応過程で炭酸ガスを全く発生しない製鉄法につながる可能性を示すことができた。他にもいくつか炭素を含まないセラミックスがヘマタイトを還元することを見いだした。
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