研究課題/領域番号 |
25550081
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然共生システム
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
箕口 秀夫 新潟大学, 自然科学系, 教授 (30291355)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 森林生態系 / 野外操作実験 / 生物間相互作用 / 閉鎖スキー場 / 観光ワラビ園 / ナラ枯れ / 放棄田 / 豪多雪地帯 / 豪多雪地 / 中山間地 / 生物多様性 / 植生遷移 / 鳥類群集 / 植物群落 / 種子散布 / 階層構造 / 草地生態系 / 半自然草地 / 人為的撹乱 / 生物群集 / 絶滅危惧種 / ハタネズミ |
研究成果の概要 |
豪多雪地帯において人為的に形成された無立木草地の維持・管理の手法,技術を検討するため閉鎖スキー場,観光ワラビ園,ナラ枯れ跡地,および放棄田を野外操作実験地として,生物間相互作用を通した生態系の構造変化を明らかにした。その結果,閉鎖スキー場では多様な遷移段階の群落が分布し,観光ワラビ園は希少な草原生態系としての機能を評価できた。ナラ枯れ放棄田は,下層植生の発達段階が異なる新たな生息場所を提供していた。以上のことから人為的管理,およびその放棄によって様々な遷移段階がモザイク状に存在することが,当該地域の生物多様性を維持していることを明らかにできた。
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