研究課題
挑戦的萌芽研究
日本で最も沿岸性の強い小型鯨類種であるスナメリの伊勢湾・三河湾個体群に着目し、定点式および曳航式の受動的音響観測調査を実施した。スナメリの分布は船舶航路にまで及んでおり、騒音源よりも魚類の存在に依存して分布する可能性が高いことがわかった。特に定点式の結果から、フェリー航路にも高い密度で分布することが明らかになった。船舶への忌避行動から一定の「安全距離」を保って分布する可能性も示唆されている。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件)
Journal of the Marine Biological Association of the United Kingdom
巻: published online 号: 4 ページ: 1-7
10.1017/s0025315414000071