研究課題/領域番号 |
25550095
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
持続可能システム
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
増山 悦子 県立広島大学, 人間文化学部, 講師 (10084162)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | バイオフィルム / カキ殻 / リン回収 / 畜産排水 / りん回収 / 排水浄化処理 |
研究成果の概要 |
養豚場で発生する汚水には,高濃度のリンが含まれており,排水時は積極的なリンの除去が求められている。また,リンは枯渇が懸念される有限資源であるため,汚水中のリンを回収し再利用することが望まれる。本研究では養豚業の小規模事業所向けに,汚水の排水浄化を低コストで運用したリン回収システムを開発した。カキ殻を担体にした成熟バイオフィルムは高い浄化能を持つばかりでなく,有機リン化合物を吸着し菌体にポリリン酸として取込むことが可能である。副産物のカキ殻バイオフィルムはリン酸質肥料へ再利用することや脱着させてリンを回収することも可能である。
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