研究課題/領域番号 |
25560047
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 慶應義塾大学 (2015) お茶の水女子大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
松田 美和子 (小泉美和子 / 小泉 美和子 / 松田 美和子(小泉美和子)) 慶應義塾大学, 医学部, 特任助教 (30373301)
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研究分担者 |
鈴木 恵美子 お茶の水女子大学, 大学院人間文化創成科学研究科, 教授 (80154524)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ビタミンC / 不安症 / うつ病 / 成育環境 / ストレス脆弱性 / セロトニン神経 / ビタミンC / 社会的心理ストレス / 不安様行動 / 抑うつ症状 / 不安 / 抑うつ / ストレス / 社会心理的環境 |
研究成果の概要 |
ヒトが生まれつき体内でビタミンCを合成できない体内状態を模倣するため、ビタミンC生合成能を失ったGNL/SMP30ノックアウトマウスを用いた。ビタミンC欠乏が不安症・うつ病の誘発リスクとなる可能性を検証した。心の病に影響する成育環境に着目し、仲間が常に同じ安定群または仲間がたえず入れ替わる不安定群を比較した。 ビタミンC欠乏では、ビタミンCを十分与えた期間に比べて、不安様行動とうつ様行動が悪化した。社会的安定群は新規ストレッサーに脆弱であり雄で顕著だった。社会的不安定群は血中グルタチオン濃度が有為に低かった。 本研究の結果から、ビタミンCは精神疾患の予防に重要であることが示唆された。
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