研究課題/領域番号 |
25560164
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
畠中 憲之 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (70363009)
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研究分担者 |
坂田 桐子 広島大学, 大学院総合科学研究科, 教授 (00235152)
西田 宗弘 広島大学, 大学院先端物質科学研究科, 准教授 (10329112)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | マルチエージェント / 避難シミュレーション / パニック / リーダー / 意思決定 / 避難 / 二者択一 / エージント / 運動方程式 / 群集行動 |
研究成果の概要 |
災害時,避難誘導員の役割は極めて大きい.しかし,実際には避難訓練のように事前に誘導員が配置されている訳ではない.本研究の目的は,パニックのような極限環境下における群集から,危険回避のために自発的に避難誘導員(リーダー)が出現するかどうかを明らかにすることである.分子動力学的手法による群集の避難シミュレーションを行い, 避難者は個別に避難するのではなく群集を形成し,その群集があたかも一人の仮想的な避難者のように振舞うことを明らかにした.そして,群集の意思決定過程を個人の素過程から探究し,他者への心理的依存度が低い避難者がリーダーとして振舞うことを明らかにした.
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