研究課題/領域番号 |
25560196
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
荒木 勉 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (50136214)
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研究分担者 |
福島 修一郎 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (40362644)
三浦 治郎 大阪大学, 歯学部附属病院, 助教 (70437387)
三浦 治郎 大阪大学, 歯学部附属病院, 助教 (70437383)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 象牙質 / 老化 / 糖化 / メイラード反応 / コラーゲン / 蛍光 / 押し込み試験 |
研究成果の概要 |
老化の原因のひとつである「糖化」が,象牙質中のコラーゲン線維に及ぼしている影響を終末糖化産物(AGEs)の蓄積に着目して検討した.脱灰した象牙質中のAGEsは加齢とともに蓄積量が増加し,象牙細管近傍への蓄積が顕著であることを免疫染色により確認した.また,加齢に伴い脱灰象牙質が硬化することを押し込み試験で確認した.これらの結果は,変化に乏しい組織と考えられていた歯でも糖化は起こっており,老化が進行することを示している.AGEsには蛍光性をもつものがあり,蛍光寿命計測による老化の評価が有効であることも確認できた.
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