研究課題/領域番号 |
25560212
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
石垣 美歌 関西学院大学, 理工学部, 助教 (60610871)
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研究協力者 |
尾崎 幸洋
佐藤 英俊
橋本 剛佑
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研究期間 (年度) |
2013-02-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ラマン分光法 / マウス胚 / 卵質 / 非破壊モニタリング / 受精卵 / マウス受精卵の質 / 非破壊評価 |
研究成果の概要 |
マウス胚の発生に伴う卵内物質の変化及び卵質の評価を、ラマン分光法を用いて実施した。まず発生に伴って、タンパク質の2次構造がαへリックスからβシートへ変化し、それに伴うチロシンダブレットの比の変化も検出された。また、受精後に一時的にタンパク質の濃度が上昇することを示唆する結果も得られた。そしてこれらの変化は2細胞期の前後で異なるふるまいを示しており、2細胞期前後で卵内物質が母性由来から胚由来へと移行するという他者の先行研究結果と一致している。さらに卵質に関しては、形態学的に不良胚と判断される胚では、脂質、ハイドロキシアパタイトの相対濃度が良質胚に高くなっていることが示唆された。
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