研究課題/領域番号 |
25560215
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 川崎医科大学 |
研究代表者 |
柏原 直樹 川崎医科大学, 医学部, 教授 (10233701)
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研究分担者 |
佐藤 稔 川崎医科大学, 医学部, 講師 (70449891)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | ランゲルハンス島 / in vivo imaging法 / 内皮障害 / 微小血行動態 / インスリン分泌 / 耐糖能障害 / 酸化ストレス |
研究概要 |
糖尿病は膵ランゲルハンス島(ラ氏島)のインスリン産生細胞であるβ細胞の機能異常・細胞数減少により発症する。さらに糖尿病発症後もβ細胞障害が持続し、糖尿病は難治化する。ラ氏島の微小血行動態変化が持続的なβ細胞障害に関与すると考え、これを検証するために、これまで不可能であった生体動物でラ氏島血流を可視化しうる新規技術の開発に成功した。この技術を用いて、高血圧の成因とも関係のあるアンジオテンシンIIがラ氏島血流とインスリン分泌を制御することを明かにした。本技術を活用することで糖尿病におけるβ細胞障害の機序をさらに詳細に解析し、新規治療法開発に繋がることが期待できる。
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