研究課題/領域番号 |
25560230
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 日本大学 (2015-2016) 独立行政法人物質・材料研究機構 (2013-2014) |
研究代表者 |
青柳 隆夫 日本大学, 理工学部, 教授 (40277132)
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研究分担者 |
荏原 充宏 国立研究開発法人物質・材料研究機構, その他部局等, その他研究員 (10452393)
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研究協力者 |
佐藤 健
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ポリエチレングリコール / 鉄イオン / 配位結合 / 透析 / メタロアッセイ / ゲル化反応 / ゲル化 |
研究成果の概要 |
近年、鉄イオンの無制限な摂取が発ガンや様々な重篤な疾患の発症の危険性を高めていることが明らかとなっている。また骨髄不全性症候群の患者は、長期間にわたる輸血により、血液中の鉄イオンが過剰になることから、生体に安全な除去システムの開発が望まれていた。 本研究では、生体適合性の高いポリエチレングリコールを用いた新規のキレート材料の分子デザインと調製および鉄イオン除去効果の検証を行った。具体的には、4分岐と8分岐をしたポリエチレングリコールの末端にリン酸基を導入した材料は、鉄イオンと効果的に相互作用し、模擬実験においても透析膜を挟んで鉄イオンを効果的に除去できることが分かった。
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