研究課題/領域番号 |
25560231
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
Malay Ali (MALAY Ali) 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 研究員 (40467006)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | protein cage / self-assembly / bionanotechnology / gold nanoparticle / metal coordination / artificial capsid / smart nanomaterial / supramolecular assembly / gold cluster / gold chemistry / self assembly / capsid / protein engineering / coordination chemistry / protein / synthetic biology / gold catalysis / cryo EM / drug delivery / protein structure / protein shell |
研究成果の概要 |
本研究では対称構造を有するタンパク質ケージを組み立てる新しい方法を提示する。変異導入したTRAPタンパク質は、外表面上にシステイン残基を有する11員環に折り畳まれる。金クラスターと共に反応させると非常に安定性の高い空洞のケージ(TRAP-ケージ)を形成し、還元条件下で脱集合する性質を有し、ドラッグデリバリーに応用できる可能性がある。TRAP-ケージ構造は予想外に金原子が協調的に作用して連結される結果を示した。このケージは金属配位による最初の新たなタンパク質ケージの構築を示し、特有対称性の変形立方体を有する。この結果は、別の対称性を探索することで大きなタンパク質ケージを構築する新戦略を提案する。
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