研究課題/領域番号 |
25560263
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
沖田 実 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (50244091)
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研究分担者 |
中野 治郎 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (20380834)
坂本 淳哉 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 准教授 (20584080)
森本 陽介 長崎大学, 病院(医学系), 技術職員 (40534409)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 理学療法学 / 運動療法 / 上肢運動 / 運動誘発性疼痛抑制効果 / バイオマーカー / 鎮痛効果 / 理学療法 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,上肢を中心とした運動が下肢関節疾患の術後痛に効果があるのかを動物実験と臨床研究から検討することである.動物実験ではラットの関節炎誘発疼痛モデルと不動性誘発疼痛モデルを用い,前者には両側上肢のみの運動を,後者には両側上肢ならびに一側下肢の3肢による運動を負荷した.結果,いずれのモデルでも運動誘発性疼痛抑制効果が確認されたが,そのメカニズムに関与する脳内のβ-endorphinは後者のモデルでのみ増加を認めた.一方,臨床研究では膝十字靱帯再建術後患者を対象に通常の理学療法プログラムに上肢運動を追加して実施した場合の効果を検討したが,その有用性は明らかにできず,検討課題を残した.
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