研究課題/領域番号 |
25560269
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 愛知淑徳大学 |
研究代表者 |
吉田 敬 愛知淑徳大学, 健康医療科学部, 教授 (90387837)
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連携研究者 |
筧 一彦 名古屋大学, 名誉教授 (90262930)
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研究協力者 |
堀籠 未央 岡崎市民病院, 言語聴覚士
岩井 克成 岡崎市民病院, 脳神経内科, 医師
松尾 幸治 刈谷豊田総合病院, 神経内科, 医師
石原 哲郎 東北大学, 医学系研究科・高次脳機能障害学分野, 助教・医師
杉浦 加奈子 市立四日市病院, 言語聴覚士
桂川 綾奈 岐阜県立下呂温泉病院, 言語聴覚士
堀場 汐美 善常会リハビリテーション病院, 言語聴覚士
相馬 文香 愛知淑徳大学, 健康医療科学部, 聴講生
諏訪 のぞみ 荒尾内科, 耳鼻咽喉科, 言語聴覚士
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 失語症 / 認知症 / 聴覚情報処理障害 / 音韻認知 / 口形認知 / 音声・音韻処理 / 認知機能 / 失語 / 言語 / モダリティ間の融合 |
研究成果の概要 |
失語症者をはじめとするコミュニケーション障害者の言語音聴取のリハビリテーションに対して示唆を得ることを目的とし、ブローカ野における音声知覚、聴覚処理障害と認知処理との関連性、失語症者・健常高齢者の音韻認知における口形提示の有効性について調べた。 ブローカ野特有の音声知覚の特徴を確認することはできなかった。聴覚処理の問題と脳血流低下との間の関連性、聴覚情報処理障害(APD)の症状の軽度の記憶障害との関連性が示され、APDは認知症に先行して生じる症状であることが示唆された。また、失語症者および健常者において構音運動の視覚情報が音韻認知に促進的に働き、構音の視覚化が聴き取りに有効であることが示された。
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