研究課題/領域番号 |
25560338
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
小野 悠介 長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 講師 (60601119)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 骨格筋 / 生体恒常性 / がんカヘキシア / 筋萎縮 / 筋可塑性 / 筋由来分泌因子 / 筋肥大 / マイオカイン / サテライト細胞 |
研究成果の概要 |
本研究では,生体恒常性維持における骨格筋の機能について調べた。恒常性破綻モデルとして,がん細胞移植によりがんカヘキシアを誘導したマウスを用いて,筋由来分泌因子の変化に着目し,骨格筋の量あるいは質的変化と生体恒常性との関連を探った。がんカヘキシア状態にあるマウスの萎縮筋において,全身の代謝制御に関わる因子が低下していた。続いて,μ-クリスタリン(Crym)遺伝子欠損マウスを用いて,Crym機能阻害が筋可塑性と生体恒常性に与える影響について調べた。Crymの主要な発現組織は骨格筋であることを確認した。Crym欠損マウスは,運動機能が亢進し,さらに全身性の代謝ストレス負荷に対して抵抗性が見られた。
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