研究課題/領域番号 |
25560392
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 中部学院大学 |
研究代表者 |
竹ノ下 祐二 中部学院大学, 教育学部, 准教授 (40390778)
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研究分担者 |
島田 将喜 帝京科学大学, アニマルサイエンス学科, 准教授 (10447922)
水野 友有 中部学院大学, 教育学部・子ども教育学科, 准教授 (60397586)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 協同育児 / ゴリラ / ニホンザル / 乳児 / 幼児 / 発達 / 遊び / 新生児 / 母子関係 / 社会ネットワーク / チンパンジー / 乳幼児 / 東山動植物園 / 金華山 / ラ・ルーラ / 共同育児 / ヒト幼児 / 東山動物園 / ラルーラ |
研究成果の概要 |
人類における協同育児の進化プロセスを解明する目的で、飼育、野生霊長類の乳幼児と非母との社会関係の発達変化の研究、ヒトの乳幼児における母および非母との社会交渉に関する行動観察および実験的研究を行った。 その結果、ヒト以外の霊長類においても乳幼児段階から非母との間で親密な社会交渉が生じるものの、乳幼児は子ども同士の社会交渉を除き、非母からの直接的な働きかけに対して受動的に反応していた。それに対して、ヒトの乳幼児は早い段階から非母の振る舞いに対する高い感受性を示した。この差異は、ヒトとヒト以外の霊長類の向社会性のあり方の差異と関連すると考察した。
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