研究課題
挑戦的萌芽研究
天然物の活性発現機構の解明には、結合タンパク質の合理的な同定法の開発が最重要課題である。本研究では、天然物リガンドとして抗癌活性化合物OSW-1を対象とし、(1)有機合成法によりOSW-1を基盤とした活性型フォトアフィニティープローブおよび不活性型プローブを創製し、(2) 2種プローブフォトアフィニティーラベリング法の応用によりOSW-1の未知結合タンパク質の探索を行った。本研究で開発した活性型、不活性型フォトアフィニティ-プローブは天然物リガントの結合タンパク質の探索に有用であることが示された。
すべて 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 2件)
Organic Letters
巻: 16 号: 24 ページ: 6318-6321
10.1021/ol503044j
Bioorganic and Medicinal Chemistry Letters
巻: 24 号: 7 ページ: 1839-1842
10.1016/j.bmcl.2014.02.009
ChemBioChem
巻: 15 号: 10 ページ: 1399-1403
10.1002/cbic.201402051