研究課題/領域番号 |
25570006
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
宮原 曉 大阪大学, グローバルコラボレーションセンター, 教授 (70294171)
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研究分担者 |
井上 幸孝 専修大学, 文学部, 教授 (20399075)
伏見 岳志 慶応義塾大学, 商学部, 准教授 (70376581)
立岩 礼子 京都外国語大学, 外国語学部, 教授 (80321058)
菅谷 成子 愛媛大学, 法文学部, 教授 (90202126)
ヒメネス・ホアン・ラモン (ヒメネス ホアンラモン) 滋賀県立大学, 環境科学部, 准教授 (10525281)
野上 建紀 長崎大学, 多文化社会学部, 准教授 (60722030)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | フィリピン諸島 / メキシコ / サツマイモ / パイナップル / チョコレート / 文化の翻訳 / 中国系メスティソ / イエズス会 / フィリピン / 中国 / 文化変容 / 農作物 / パイナップル繊維 / 翻訳 / 地域研究 / 東南アジア / 地域交流 / アジア / 地域間交流 |
研究成果の概要 |
本研究では、16~18 世紀、メキシコからフィリピン諸島を経由してモノ、技術、情報が中国大陸(あるいは東アジア)にもたらされたプロセスの解明を試みた。 メキシコとフィリピンの間の海上貿易は、サツマイモ、タバコ、トウモロコシ、パイナップルなどの新大陸起源の農作物がフィリピン諸島、さらに中国大陸にもたらされたが、その受容と利用のされ方には、フィリピン諸島および中国大陸でのモノ、技術、情報の「翻訳」「編集」が重層的に関係していることが明らかとなった。そうしたなかフィリピン諸島では、中国系メスティソとイエズス会がモノ、技術、情報の「翻訳」「編集」に重要な役割を果たしていたことが解明された。
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